息子(格下)のリードにはイマイチ従いたくないアラン。リードを引かれても踏ん張って抵抗します!
Alain doesn’t want to follow Son’s lead.
シニア犬になってすっかり大人しくなったアラン。とても優しくて素直でお利口で全く手間のかからない良い子な毎日です。が、だからといって息子を格上と認めたわけでは無いようです。普段はおおらかであまり抵抗する事はありませんが、完全には従わないぞ!と時々自己主張をします。
アランと息子(格下)との確執には長い歴史があります。ベビーでルンルン家にやってきたアランはお父さんとお母さんに身の回りの世話をしてもらい育ちました。息子は何もしてくれなかったため、アランは息子を格下に見ています。犬の群れの中の階級はそうそう逆転する事は無いようで今でもその気持ちは変わらないようです。
アランはショードッグなのでリードを付ければ人間に従うように訓練されています。訓練はされていますが誰でも従うというわけではありません。グレートピレニーズは元々自己主張が強い犬種で自分が認めた主人にしか従いません。アランもブリーダーさん、ハンドラーさん、お父さんのリードには忠実ですが、格下の息子のリードは一応は従いますが完全には従わないぞと反抗します。
それでも頑なに反発したり威嚇したりというところまではせず、少し釘を指す程度の意思表示をするアラン。優しいけれど秘めた強い意志も持っているようです。
おわり