和室を縄張りにしているアラン。最初は戸惑いましたが今ではリリーに使用を許可しているようです。身内には甘いアランです。
Alain has claimed the Japanese-style room as his territory, but seems to have given permission to the newcomer Lily to use it.
かつては人一倍縄張りに厳しかった男アランですが、歳をとり角が取れ随分と丸くなりました。縄張りにしている和室にリリーが侵入しても特別目くじらを立てる事はありません。最初のうちは少し吠えていましたが今ではリリーがベッドに入っても知らん顔して寝ています。
若い頃のアランは息子（格下）が縄張りに入ると排除していました。和室のお気に入りの敷物に息子（格下）が手を出せば全身で抵抗し、息子（格下）が縄張りのソファーに座ればグイグイと顔を近づけ威嚇して排除していました。吠えたり噛みついたりはせず、あくまで紳士的に威圧をもって排除するというジェントルマンスタイルでした。
リリーが家族になってまだ数日ですがアランはリリーを寛大に迎えています。アランは対外のオス犬にはとても厳しい態度で時には襲いかかるほど勇敢ですが、身内にはとても優しい子です。特に子犬やメスには優しく、ベルが家族になった時もベルを力で排除するような事はしませんでした。
リリーも同様に最初は多少警戒していましたが、数日が過ぎほぼほぼ受け入れているように見えます。あと数日もすればアランはリリーを家族と認めてくれると思います。身内にはとても優しいアラン…リリーの事もきっと守ってくれると思います。
おわり
